16歳の富士山遭難者救助へ

9日、富士登山に1人で挑んでいた、東京都江戸川区の高校2年生の男子生徒(16)が遭難し行方不明になっていた。現場は山梨側の7合目付近だったが、翌10日朝、山梨県警のヘリコプターによって無事救助されたという。
県警は、10日早朝から地上の山岳救助隊と、ヘリによる捜索を開始し、午前6時半ごろに、登山道にいた生徒を救助した。男子生徒は病院に搬送されたが健康状態に問題はないそうだ。
警察によると、生徒は9日、吉田口登山道から登山を開始した。その後日没で身動きが取れなくなったため、母親を通じて県警に通報し、その場から動かずに一夜を明かしたという。
生徒は、登山計画書を提出しておらず、「日帰りのつもりだった」と話す。さらに登山靴ではなく長靴を履いていたという。警察は「登山経験がなく冬の富士山に単独で登ることは危険」と注意したと話した。
とにかく発見されて良かった。登山中、まわりには全く人がいなかったのだろうか。

宇宙ホテル、試験機を打ち上げ

NASAは国際宇宙センター(ISS)に取り付けて、風船のように膨らませる折りたたみ式の居住施設の試験を始めるそうだ。8日午後、フロリダ州から打ち上げた米宇宙企業スペースXの無人補給船ドラゴンに搭載したとのこと。将来の有人火星探査などに活用する新技術で、今後2年かけて耐久性などを試すという。
この施設は、米宇宙ベンチャー「ビゲロー・エアロスペース」が開発。重さ約1.3トンで居住施設としては軽く、打ち上げコスト削減などが期待されるという。ISSでは、折りたたんだ状態の施設をロボットアームで船体に取り付けた後、5月下旬に空気を送り込んで膨らます予定とのこと。
高さは約2.4メートルから約3.2メートルに伸び、幅も2倍ほどの約4メートルに広がるそうだ。内部に大人が自由に動き回れる空間が生まれ、宇宙飛行士が定期的に立ち入って、宇宙線の影響や施設の耐久性などを調べるという。ビゲロー社は、一般人が滞在できる「宇宙ホテル」の解説を計画していることで知られている。
一方、補給船ドラゴンの打ち上げに成功したスペースXのロケット「ファルコン9」は打ち上げ後、発射場沖の大西洋に浮かべた専用施設に着地。会場で回収試験に初めて成功したそうだ。使い捨てだったロケットを再利用し、費用削減につなげる試みで、昨年末、地上の発射場に再び着陸する試験には成功したが、海上では失敗が続いていたという。マスク最高責任者によると、回収したロケットは実際に再利用する予定だという。
新しい技術がどんどん開発されると、本当に将来自由に宇宙へ行けるようになるのではないかという期待がふくらむ。いつか、火星の宇宙ホテルに宿泊できる日が来るのだろうか。

空気から水を溜める水筒

アメリカのベンチャー企業Fontusは「空気から水を溜める水筒」の開発費用を、クラウドファンディングサイト「INDIEGOGO」で支援を求めた。目標額は3万ドルで、なんと開始1時間で達成したという。
魔法の水筒に水が溜まる仕組みは、周りの空気を取り込んで圧搾し、冷却器で温度を下げ、空気中の水分を凝縮するという仕組みだそうだ。
開発予定は、スタンダードな水筒タイプの「Fontus AIRO」と、自転車取り付けタイプの「Fontus RYDE」の2種類。それぞれ太陽電池で動くファンや自転車走行時の力で水を溜めていく。
空気の乾燥状態などで水が溜まる速度は変化するが、重たい水を持ち運ばなくて良い、ごみが出ないといったメリットがあり、さらに太陽電池では携帯電話などの充電が可能。アウトドアや災害時にも役立ちそうだ。出荷時期は2017年4月を予定している。
日本の平均的な気候だと800ミリリットルを2時間ほどで溜められるという。災害時の水は運搬も大変そうなので、持っていてもいいかもしれない。

盗まれたムンクの絵が無事戻る

ノルウェー警察は6日、2009年に画廊から盗まれたエドバルド・ムンクの高価なリトグラフを回収し、容疑者の男2人を逮捕したと発表した。
「歴史」を意味するノルウェー語のタイトル「Historien」と名付けられたリトグラフは、損傷を受けることなく取り戻せたという。
作中にはひげを生やした老人が少年に語り掛ける様子が描かれ、事件のあった当時24万ユーロ、日本円にして約3000万円の価値があるとされていたとのこと。専門家によると、作品があまりにも有名で転売できなかったようだという。
容疑者の男2人は今週初め、窃盗ではなく窃盗品を扱った容疑で逮捕された。
無傷で無事に戻ってきたのはよかった。犯人も価値の高い絵画だと知って丁寧に扱っていたのだろう。

J・ジャクソンツアー中断

米女性歌手ジャネット・ジャクソンが6日、世界ツアーを中断すると発表した。
自身のホームページの動画で、笑顔を見せながら「夫と子どもをもうけるため、ツアーを延期しなければならなくなった」などと説明しているという。
来月50歳になるジャネットには子どもがいない。動画では「今こうすることが大切だと、どうか理解してほしい。意志からも休養が必要と指示されている」とファンに訴えた。「できるだけ早く」ツアーを再開するとも語ったとのこと。
ジャネット・ジャクソンは2012年、3回目の結婚相手に中東カタールの実業家ウィサム・アル・マナさんを選んだ。
15年から新アルバム「アンブレイカブル」を引っ提げて同名の世界ツアーを始めたが、同年11月の日本公演を最後に、手術を理由にその後の日程を延期。今年3月、アラブ首長国連邦のドバイ公演で復帰し、5月以降に北米公演を控えていたそうだ。
確かに50歳ともなると妊娠の可能性や出産のリスクが絡んでくるので一刻を争うが、世界ツアーを発表して楽しみにしていたファンの期待を裏切ってしまってもいいのだろうか…?

http://www.willielambert.org/